No.004 淘宝(タオバオ)で値引き交渉する方法は?
2020/05/06
質問:淘宝(タオバオ)中国輸入で価格交渉をする方法は?
タオバオは店舗とチャットでやり取りすると聞きました。やり取りで価格交渉、値引き交渉など安くすることが可能だそうです。具体的にどのように交渉すればいいですか?
回答:相手に価格を決めさせない
淘宝(タオバオ)では、阿里旺旺(アーリーワンワン)というチャットシステムがあります。このツールを使って、店舗側とお客さんはチャットで連絡します。中国輸入で商品をリサーチしてもすぐには購入せずに、まずはチャットで「商品の品質」や「在庫状況」を確認します。また「商品が発送された」「商品を受け取った」などの通知もされます。
そして最も重要なことは、値引き交渉をおこないます。中国では価格交渉が日常的にあり、それがネットショッピングでも商習慣としてあります。
私もタオバオで購入する際はなるべく値引き交渉をおこないます。当然ですが、必ず値引き交渉が成功することはありません。しかし、私は経験を重ねる毎に交渉が上手になりました。
私がタオバオで交渉する際の3つのポイントを公開します。
1.少量では値切らない
明確な個数を決めてはいませんが、1~5個なら黙って購入しましょう。
それで高いと思うなら、他の仕入れ先を探すべきです。
初めて仕入れる商材は少量で仕入れる事が多いので、値引きせずにスパっと購入すべきです。
次回購入時に「以前購入したけど気に入ったのでまた購入したい。」と言って、値引き交渉に入ります。
2.「安くしてください」と相手に価格を決めさせない
価格交渉に慣れていない人は「安くしてくれませんか?」と言ってしまいます。
このような曖昧な価格交渉だと、価格の落としどころが見つからず、販売側も困ります。
そして販売側が価格を提示しても、当然少しだけ安くした価格になるので、お客さんは「こんなものかな」と思って納得して購入します。
3.端数切り捨て価格で交渉する
例えば1個=1,000円の商品とします。
「11個買うから、10,000円にしてください。」と区切りのいい数字をお客側から提示します。
なぜなら「区切りがいいから」という口実があるからです。
人件費や原価なんて分からないし、商習慣も違うので提示価格に根拠なんてありません。
じゃあ、「区切りのいい数字」にして気持ちよく購入させてよ、ってことです。
もし相手が断ったら、相手が提示した価格との間で落とすようにします。
もう一つの方法として、「送料を無料にして」と言うのもオススメです。
販売側は毎日たくさんの商品を発送しているので、物流会社と法人契約(大口契約)を結んでいます。
遠い都市への発送は無理かもしれませんが、近い都市への発送だと、送料無料は承諾してもらいやすいです。